ロゴマークがビジネスを、意識を変える。

日本舞踊 西川流 第四世家元 西川千雅|LOGOMARKS|株式会社ヴィズノウ

We provide the best logo for your project.

CASE STUDY CASE STUDY

CASE #2

STORY 1 STORY 1

紋に必要なのは、表現された
パーソナルアイデンティティと
永続性のあるデザイン。

百七十年の歴史を持ち、「名古屋をどり」で知られる、日本舞踊・西川流。 その家元である西川千雅(かずまさ)氏が、2014年の四世襲名を機に西川流の紋とは別の千雅氏自身の紋である、替え紋デザインをviskowに依頼。
「西川流には〝創造なくして伝承なし、伝承なくして創造なし〟という考え方があるのですが、替え紋は四世としてこれから伝統を引き継いでいくという大切な決意表明のひとつでした。 viskowさんには以前、西川流のロゴを制作していただいた経緯もありましたし、なにより代表の広瀬さんは、名古屋でも有数のセンスと独自性を持つアーティスティツクなデザイナーだと思っているので、お願いするなら彼しかいない、と考えていました。 彼の持つポップとモダンとのバランス感覚と伝統がどう合わさるのかを見てみたい、と思ったんです」。

日本舞踊 西川流 第四世家元 西川千雅のロゴ複数案西川流さんのロゴ案様々なバリエーションをコンセプトとともに検証された家元。 決定稿を選ぶのに時間はかからなかったそう。

STORY 2 STORY 2

長い年月を持続できる力のある
ロゴマークがある。

紋のデザインに関して「特に何もリクエストはありませんでした」という西川氏。 「以前、好きな映画監督にインタビューした際、『配役がいちばんの演出だと思っています』という言葉を聞いて、確かにそれはそうだな、と。 今回でいえばviskowさんをキャスティングするまでが私の仕事。 あとは彼のフィルターを通した替え紋のデザインをしてもらいたいと考えていました」。 一方で、西川氏が期待したのは〝永続性〟という観点。 「替え紋は一度つくったらずっと使い続けていくことで、世の中にも浸透していくものですから」と話す。 visknowの創り出すロゴマークは単なるファッション性だけではなく、長期間、持続できる力があるともいう。
プレゼン時には、複数の案を提出するが、最終的に西川氏が選んだものは、氏の誕生日の花であるヤマブキの葉をアレンジした案。
「どれも素敵でしたが、葉脈の中に私の名前の『千』の字がさりげなくあしらわれているのが気に入りました」。

西川流さんのロゴ 細部提案 梶紋(かじもん)の形を家元の誕生日4月9日の誕生花であるヤマブキの葉でアレンジ。 ヤマブキの花言葉に気品・崇高とあります。 脈々と受け継がれる伝統芸能の歴史ある重みと生命力と花言葉をリンクさせ、ヴィジュアル化しました。 男性らしい力強さと洗練さを意識した家紋です。
-----------
葉脈の中に千雅様の〝千〟という漢字を使用して表現しています。 家紋にパーソナリティを加えることにより、継承と開拓の意匠を閉じ込めました。

インタビューを受ける西川千雅様 凛とした着物姿の西川氏。替え紋は着物以外にも、手ぬぐいや扇子にあしらわれることも。 「最初からこの案がスッと心に入ってきました。 紋の中に名前の一文字が入っているとより愛着が増しますね」

STORY 3 STORY 3

伝統を継承していくには
クリエイティブや
イノベーションが欠かせない。

意外にも西川千雅氏は、伝統芸能の家元に生まれながら、インターナショナルスクール出身かつ、ニューヨークの美術大学卒業という異色の経歴の持ち主でもある。そのため美術やデザインへの造詣が深く、思い入れも強い。
「美大の頃から紋やシンボルマーク、ロゴなどが大好きで並々ならぬ愛情を持っています。 紋は家にとって大切な継承文化。 伝統的でありながら、革新性も感じるこの紋にはお洒落さやカッコ良さもあると思います。 周囲の評価も上々で、海外の方から褒められることも多いですね」。
名古屋という土地において、伝統芸能を継承していくには「創意工夫やイノベーションが欠かせない」と、新たな試みを積極的に行う西川氏。また国際感覚に優れた視点や感性を活かして、ジャンルを超えた舞台やプロジェクトのプロデュースなども行っている。 氏の活動とともに、多くの人たちがこのヤマブキの紋を目にする機会もさらに増えていくのだろう。

インタビューを受ける西川千雅様 日本舞踊西川流の文化継承や活動のほかに「あいち戦国姫隊」や「やっとかめ文化祭」などのプロデュースや演出も手掛け、愛知県の文化振興にも寄与している西川千雅氏。

日本舞踊、西川流の歴史名古屋をどり 初世西川鯉三郎が西川流の初代家元から百七十年。 西川流は日本舞踊の五大流派のひとつとよばれ、日舞界でも初期のころに誕生した流派。毎年秋の季節に行われる「名古屋をどり」は70回を数え、名古屋の風物詩とし愛される芸能です。